横山華山筆・紅花屏風 六曲一双(山形美術館所蔵。山形県指定有形文化財)
京都の紅花問屋・伊勢屋理右衛門が江戸末期の絵師・横山華山に依頼して描かせた紅花栽培を描か
せた絵屏風。京都の祇園祭の際には店頭に飾られたといわれている。
長谷川家から山形美術館に寄贈されて,現在は山形美術館の長谷川コレクションの一点として常設で
展示されています。
紅花の栽培に携わる人々の様子が写実的に描かれている。紅花の栽培と紅餅が作られる様子が描か
れている。六曲一双で、左隻(下図の上)と右隻からなる。
--------左隻は奥州大河原(宮城県)の情景
---------右隻は関東武州地方(埼玉県)
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